休業補償はいつまでの期間もらえるの?上限はあるの?

休業(補償)給付
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質問

仕事でけがをして会社を休んでいます。労災保険から休業補償が支給されることになりましたが、どのくらいの期間いつまでもらえるのでしょうか。また、上限というものはあるのでしょうか。

答え

休業補償の期間に明確な定めはありませんが、支給要件が決められていますので、その要件からはずれてしまうと受給することができなくなります。

管理人

下でくわしく説明するよ☆

休業補償にいつまでもらえるという期間の上限はないが…

休業補償にいつまでもらえるという期間の上限はない

労災保険の休業補償の受給できる期間に、いつまでもらえるという「上限」はありません。よく「休業補償の上限は1年半でしょ?」という声を聞くことがあるのですが、おそらくそれは健康保険の傷病手当金のことを言っているのか、もしくは傷病(補償)年金に移行できるか判断される時期が1年半経過したときだからでしょう。

ただ当然ですが、上限がないからといっていつまでも無制限に給付されるというわけではありません。

ご質問の回答といたしましては、休業補償の支給要件に該当しなくなるまでということになります。

では、休業補償の支給要件についてご説明したいと思います。

休業補償の支給要件

休業補償の支給要件は、「①業務上の事由または通勤による負傷や疾病による療養のため、②労働することができないため、③賃金を受けていない場合」に支給されることになっています。

したがいまして、この3つの休業補償の支給要件のうち、1つでも該当しなくなれば休業補償は受給できなくなるということになります

では、もう少しくわしく、この3つの要件「①療養のために」「②労働することができない」「③賃金を受けていない」について説明させていただきたいと思います。

① 療養のために

休業補償をもらえる1つの要件としまして、「療養のために働くことができない」というものがあります。これは「けがを治すために療養をしなければならないから」「傷病を改善するために療養が必要だから」という理由があるから、だから「働くことができないんだ」ということです。

ですから、当然ですが、この「療養」をしていなければ休業補償はもらえなくなります。「療養」をしていないと判断される例としましては、以下のようなことが考えられます。

治療がすべて終わった

治療が終了し元の状態に戻った、もしくは完全に元の状態に戻らなくても治療効果がない状態になった(症状固定した)場合です。
この場合、労災保険の給付じたいが基本的に終了になりますので、休業補償も終了になります。
後遺症が残ってしまった場合は、障害請求をすることができます。

病院に受診していない期間が長い、受診頻度が少な過ぎる

傷病の状態によって変わりますが、1ヶ月以上にわたり受診していない、自宅療養の期間が長過ぎるなどの場合です。
医師の指示などの療養上の理由によるものか、自分の判断で受診していないのかはわかりませんが、こういう場合も「療養が伴っていない」と判断されてしまう場合があります。

別の傷病の治療の方が主たるものになってしまった

労災の治療中に別の病気にかかってしまった、または、以前から患っていた持病が悪化したなどの理由で、そちらの治療のために入院しなければならなくなったような場合などが該当します。

② 働くことができない

これは、必ずしも元々やっていた仕事ができないということではなく、「一般的に働けない場合をいう」とされておりますので、激しい作業はできなかったとしても軽い作業ができるような状態まで回復した場合は、それ以降は休業補償を受けられないということになります。

しかし、この辺はおそらく傷病によっても違うと思いますし、まさにケースバイケースだと考えられます。

休業補償を請求するときは、請求書の医師証明欄に「働ける状態ではないよ。」という主治医の証明を受ける必要がありますので、この辺のことは主治医とよく話し合った方が良いかもしれませんね。

ただし、働くことができる状態なのかどうか、休業補償が支給されるかどうかを最終的に決めるのは労働局・労働基準監督署ですから、主治医が証明しているような場合であっても支給されないこともあるようです。

③賃金を受けていない場合

もう一つの条件としまして「会社から給料が支給されない場合」がありますが、これは読んで字のごとく、会社を休んでいる間、賃金をもらえない場合をいいます。

したがいまして、休んでいても会社から給料が支給されている場合や、有給休暇などを取得している場合は休業補償は支給されません。

管理人
管理人

まとめ

労災の休業補償には、健康保険の傷病手当金のように「1年半」などの明確な上限はありませんが、だからといって仕事を休んでいればいつまでももらえるというものでもありません。

労災保険は他の保険に比べたら補償は手厚いと思います。きちんと療養をして、もらえるものもきちんともらうというのが得策だと思います。

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ネコ太郎
ネコ太郎

今は休業補償もらえてるけど…
労災が終わったら、どうなるか不安だニャ…

管理人
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