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労災保険の加入・保険料

建設の一人親方は労災保険に加入できるの?(一人親方等の特別加入)

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Q 建設の一人親方なども労災保険に加入できる制度があると聞きました。どのような制度なのか教えてください。

 

A 建設の一人親方などでも労災保険に加入できる特別加入という制度があります!

 

一人親方等の特別加入制度

労災保険は、事業に雇用されている側のための保険ですので、通常、一人で事業を行なっている方、例えば、建設の一人親方や個人タクシーなどの方は労災保険の保護の対象にはなりませんが、そのような方でも特別に労災保険に加入できるという制度があります。これを「特別加入制度」といっています。

 

特別加入制度にもいくつかの種類があり、詳しくは以下のページをご覧ください。

労災保険の特別加入とはどのような制度なのでしょうか。

 

このうち、一人親方等の特別加入の概要は以下のとおりです。

 

特別加入できる範囲

労働者を使用しないで事業を行うことを常態とする一人親方、その他の自営業者などで、次の事業を行う者に限り特別加入が認められています。

  1. 自動車を使用して行う旅客または貨物の運送の事業
  2. 土木、建築その他の工作物の建設、改造、保存、修理、変更、破壊もしくは解体またはその準備の事業
  3. 漁船による水産動植物の採捕の事業
  4. 林業の事業
  5. 医薬品の配置販売の事業
  6. 再生利用の目的となる廃棄物等の収集、運搬、選別、解体等の事業
  7. 船員法第1条に規定する船員が行う事業

これらの事業を労働者をしないで行うことを常態とする方が対象ですが、たまたま労働者を使用することがあっても差し支えないとされています。

もちろんですが、自分自身がその事業に直接従事するのでなければ制度の趣旨からいっておかしくなってしまいますので、自分が車を運転する、建築現場で働く、木を切る、船に乗るなどでなければなりません。

 

加入の手続

一人親方などが特別加入をする場合、「○○建設一人親方組合」などの特別加入をしようとする人が構成員となる団体に加盟することが必要になります。最寄りの労働局・労働基準監督署で各団体の名簿一覧などがあるかと思いますので、その中から選んで直接連絡してくだくか、インターネット上からでも加入できるサイトもあるようですのでご利用ください。その後の手続きは、各団体を通して行うことになりますので、各団体にお問い合わせ下さい。

 

給付基礎日額

特別加入者は、賃金を受けて労働に従事しているわけではありませんので、特別加入者の収入を考慮して実態に近い給付基礎日額を3,500円から25,000円の範囲から選び、保険加入することになります。

この給付基礎日額は、支払う保険料を決定する基礎になりますし、給付を受けるときにもこれが基礎となり給付額が決定されることになります。

 

保険料はいくらくらいかかる?

「建設の事業」の一人親方で、給付基礎日額が10,000円(年間の収入が365万円程度)の方の場合で計算してみましょう。

 

給付基礎日額 10,000円 × 365日 × 保険料率 19/1000 = 69,350円

 

この場合、69,350円年間の保険料として支払わなければならない額になります。

もちろん、選ぶ給付基礎日額や業種によって保険料は変わります。

 

平成29年度の業種ごとの保険料率は、以下のとおりです。

  1. 自動車を使用して行う旅客または貨物の運送の事業 13/1000
  2. 土木、建築その他の工作物の建設、改造、保存、修理、変更、破壊もしくは解体またはその準備の事業 19/1000
  3. 漁船による水産動植物の採捕の事業 46/1000
  4. 林業の事業 52/1000
  5. 医薬品の配置販売の事業 7/1000
  6. 再生利用の目的となる廃棄物等の収集、運搬、選別、解体等の事業 14/1000
  7. 船員法第1条に規定する船員が行う事業 49/1000

 

最後に、労働者に対する労災保険はいわゆる「強制保険」ですが、特別加入はいわゆる「任意保険」ですので、当然加入していなければ補償されません。保険の効力は、申請をして承認を受けた日以降からになりますので、気をつけて下さい。

 

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労働者を使用していない一人親方さんなども労災保険に加入する道が開かれてるのはありがたいですね!

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