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アフターケア・義肢補装具支給制度など

アフターケア制度とはなんですか?

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Q 私の主人は労災によりせき髄損傷になってしまい寝たきりの状態になってしまいました。先日、症状固定と診断され、労災保険での治療は終了し障害補償年金を受けることになりましたが、この先も寝たきりの状態が続くものと思われることから、褥瘡(床ずれ)になってしまったり、導尿カテーテルを続けていることから尿路感染を引き起こす可能性があると医師から言われました。これらについて、労災から支給されるものはないのでしょうか。

 

A 労災保険にはアフターケア制度というものがあります。

 

アフターケア制度とは

仕事中・通勤途中のけがや病気によって治療を行い、そのけがや病気が治った後も、再発や後遺障害に伴う新たな病気の発症によりその症状が重くなってしまうようなことが考えられます。 これらに対し、一定の要件に該当する方には、必要に応じて、決められた範囲内の診察や保健指導、検査などを無料で行えることになっております。また、通院するための交通費も支給される場合もあります。これを「アフターケア制度」と言います。

 

アフターケアの対象となる傷病について

アフターケア制度の対象となる傷病は、次のとおりです。

  1. せき髄損傷
  2. 頭頸部外傷症候群など
  3. 尿路系障害
  4. 慢性肝炎
  5. 白内障などの眼疾患
  6. 振動障害
  7. 大腿骨頸部骨折および股関節脱臼・脱臼骨折
  8. 人工関節・人工骨頭置換
  9. 慢性化膿性骨髄炎
  10. 虚血性心疾患など
  11. 尿路系腫瘍
  12. 脳の器質性障害
  13. 外傷による末梢神経損傷
  14. 熱傷
  15. サリン中毒
  16. 精神障害
  17. 循環器障害
  18. 呼吸機能障害
  19. 消化器障害
  20. 炭鉱災害による一酸化炭素中毒

 

アフターケア制度の対象者は

それぞれの傷病ごとに対象者、措置範囲、有効期間などが決まっておりますので、詳しくは厚生労働省のホームページ(アフターケア制度について)をご覧になってください。

 

例えば、ご質問の「せき髄損傷」の場合は、障害等級第3級以上の障害(補償)給付を受けている方が対象で、診察や保健指導、処置としては褥瘡処置や尿路措置、薬剤の支給などが受けられることになっています。

 

基本的にはほとんどの傷病が障害(補償)給付を受けた方もしくは受けると見込まれる方が対象になっておりますので、障害(補償)給付を労災保険に請求する際にあわせて、労働局・労働基準監督署に対し確認し申請するという方法が良いと思います。

 

対象になると健康管理手帳が発行される

アフターケア制度の該当になった場合は、アフターケアの「健康管理手帳」が発行されますので、病院に受診する際はそれを見せると決められた範囲内の措置を受けることが可能となります。

 

また、発行された手帳には有効期限が記載されていますが、健康管理手帳の有効期限が近づいても、必要な健康管理手帳の更新手続きを行いそれが認可されれば、新しい健康管理手帳が交付され有効期間が延長されます。(対象傷病によっては延長できないものもあります。)

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