労災の休業補償の支給日(振込日)はいつなの?

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Q労働基準監督署に休業補償の請求書を提出しましたが、口座にお金が振り込まれません。請求書を提出してどのくらいの期間で口座に振込されるのでしょうか。

A労災の休業補償などの給付金が振り込まれるまでの期間(支給日・振込日)については下記をご覧ください。
なお、請求書の内容に疑義がある、不備があるなどの場合は、さらに時間がかかってしまいます。

管理人

下でくわしく説明するよ☆

労災保険の振込について

休業補償の振込はいつ

労災保険の給付金の振り込みは、個人ごとに振り込みされたり、労働基準監督署ごとに振り込みの手続きがおこなわれているわけではなく、東京にある厚生労働省が日本全国分を一括して振り込みの手続きを行っています。

給付金の振り込みと同時に金額がわかる振込通知書が発送されますので、支給される金額はその通知書により確認することができます。

なお、この通知書は原則、東京の厚生労働省から発送されますので、地方に住んでいる方は口座への入金より少し遅れて通知書が届くことになります。

労災保険の支給日(振込日)はいつ?

労災保険は、毎日、給付金の振り込みが行われているわけではなく、「休業補償」や「移送費などの費用」などの給付の種類ごとに分けられ、それぞれおおむね1週間に1回のペースで振り込みがおこなわれています

したがって、締め切りから振込までの事務手続などを考え、労働基準監督署に請求書が提出された日から最短でも3〜4日、長ければ2〜3週間程度かかってしまうことになります。

しかし、場合によってはそれ以上に振込までに時間がかかってしまうことがあります。

最短で振込してもらうために、どんな場合に時間がかかってしまうのかを見てみましょう。

本当の開運例を多数掲載しています。

請求書に疑義や不備があれば時間がかかってしまう

「最短でも3〜4日、長ければ2〜3週間程度」で振込というのは、あくまで「請求内容にまったく疑義や不備がない場合」の話です。
疑義や不備があった場合は、それが解消されるまでの時間がプラスされてしまいます。

振り込みまで時間がかかるケースについてご説明いたします。

① 請求書に不備がある

この原因が一番多いです。

請求書の不備の原因・理由はさまざまですが、「印鑑を押していない」「訂正印を押していない」「未記入の部分がある」「医師の証明が記入されていない、もしくは間違っているところがある」「平均賃金の算定期間が間違っている」「必要な添付書類がない」などがあります。

不備があった場合は、本人や会社、病院に対して請求書が返戻されますが、中には「なんでこんなことでいちいち返されるの?」と不思議に感じるものもあります。

しかし、請求書はそれ1枚で何十万、場合によっては何百万も支給されるという非常に重要なものですし、なんといっても労災保険は国がやっているものですので、細部まで厳格に処理がなされているようです。

② 内容に疑義がある

これも請求書に不備がある場合に次いで多いです。

疑義の内容も大小さまざまですが、かんたんな確認をされるだけで済むものから、しっかりと調査をされてしまうものまであります。

中には調査に相当な時間がかかってしまうものもあり、精神障害などの調査になりますと、決定まで平均で6ヶ月程度の時間がかかってしまうようです。

③ 口座を間違えて記入していた

請求書に記載する自分の振り込み希望口座を間違って記入してしまっていたせいで、振り込まれないようなケースもあります。

「支店名を間違えていた」「口座番号の桁を間違えた」などのことがありますと、労災保険側が振り込みの手続きをとったとしても口座に入金されないということになりますので、注意が必要です。

④ 実はまだ労働基準監督署に請求書が提出されていなかった

会社などに手続きを任せている場合、この理由も多いです。

労働基準監督署に請求書を提出する前に、病院(医師)の証明が必要になるため、その証明をもらうのに時間がかかっていたとか、そもそも会社の担当者が手続きを忘れていたなどといった場合です。

このような場合は、会社や病院に手続きの進捗状況を確認する必要があります。

なお、休業補償の支給日(振込日)ということでお話をしてきましたが、他の給付、たとえば交通費(移送費)やその他の費用、障害、遺族、介護の給付などについても同様です。

ちなみに、給付の種類ごとに支給日が決められるようですので、たとえば休業補償と移送費を同時に請求したとしても、同じ日に振り込まれるわけではなく、それぞれ別の日に支給がなされます。

困った!もし振込まれなかったらどうする!?

上でご説明したように、請求書に不備があったり、調査事案になってしまった場合は、振込に数ヶ月間から1年以上も待たされる場合もあります。

ある程度、時間がかかったとしても最終的に労災に認定され、口座に振込まれれば結果オーライですが、最悪の場合は労災に認定されず不支給になることだってあります。

そうなってしまえば、その間の収入は途切れてしまいますから当然生活に支障が出ますし、場合によっては長期間休んだことで職を失ってしまうことだってあるかもしれません。

そうなってしまわないように、たった3つのできることを紹介します。

1.傷病手当金を請求してみる

「労災保険」と「健康保険」は相反するものであることから、この2つを二重に受給することはできません。

しかし、労災保険の調査期間中は労災保険が決定された訳ではないことから、健康保険の傷病手当金を請求すれば受給できる場合があります

もちろん、最終的に労災が決定になった場合は傷病手当金を返還する必要がありますが、労災が決定されるまでの生活費の繋ぎにはなりますし、仮に労災にならなかった場合でも健康保険の取り扱いになりますから、そのまま受給し続けることも可能です(最長1年半)。

2.残業代が振り込まれない、賃金未払いなどがあればしっかりもらう

「まだ振り込まれていない給料がある」「残業代がちゃんと支払われていなかった」などのことがある場合は、当然しっかりともらわないとおかしいです。

自分で解決できれば一番良いと思いますが、自分ではなかなか…という人も多いと思います。そんなときは、一度、ちゃんとした専門家に相談してみることをおすすめします。「絶対に払ってもらえないと思っていたのにちゃんと支払われた!」「相談してよかった!」などの声も多く寄せられていますので、あきらめずにしっかりもらうものはもらいましょう。

相談サポートサイトへ

3.先手先手で転職の準備や資格取得の勉強などできる準備を進めておく

休業が終わった後、元の職場にすんなりと戻れるのであれば問題はないと思いますが、必ずしも戻れるとは限りません。

後遺症が残り元の仕事に就けなくなってしまったり、長期間休んでしまった場合は元の職場に戻りづらくなってしまったり、会社がすんなりと受け入れてくれないなどの問題が出てくるかもしれません。

そうなってしまわないように、まずは「休業期間中も会社とできるだけ連絡を密にとっておく」ということが大事です。

ただ、それでもだめな場合もあるかと思います。そんな場合は、次の職場探しを始めてみるなど、できることは先手先手で準備を進めておきましょう。

ハローワークでも良いのですが、労働基準監督署と同じ労働局の組織であるため、職を探す=働ける状態なんじゃないの!?と思われてしまう可能性があります。

もし、転職されることを考えているのなら、会社を辞めるのは「退職」じゃなくて『卒業』!?を一度読んでみてください。

転職を希望される場合のおすすめは、良い転職サイトで良いエージェントにいつでも相談にのってもらえる状態にしておくことです。すべて無料で使えるところがほとんどですので、とりあえず登録だけしておくのも良いかもしれません。

転職応援団!おすすめ転職サイト・エージェント


また、資格取得やスキルアップを目指すのであれば、資格を無駄にせず有利に生かすことが重要になります。おすすめの資格取得講座の中から、自分のキャリアビジョンに合ったものを選ぶことをおすすめします。

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管理人
管理人

調査になったりするのは仕方がないけど、つまらない理由で振り込まれるのが遅くなったら悔しいですよね。
請求書を提出するときはしっかりと記載事項や印鑑などを確認して、できるだけ不備がないようにしましょうね!

あと、これは現時点での情報になりますが…

休業補償→毎週火曜日までに処理された請求書が金曜日に振り込みされる
移送費→毎週金曜日までに処理された請求書が水曜日に振り込みされる

こんな感じになっているようです。しかし、祝日などの都合で曜日がずれることもあるようですし、銀行などの金融機関の都合で口座に入金されるのが遅くなったりもするようですので、一概には言えないようです。

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